●舞台設定
基本の都市は、ダグニア地方のラ・ルメイア王国の南、イスタン河の対岸で、なおかつ魔霧の森の遺跡の、イスタン河をはさんだ東側
太古に人族と蛮族の戦いがあり、やがて打ち捨てられた都市「アウターロード」
そこは、いつしか、犯罪者や異端分子などの、人族にも蛮族にも社会から放り出された者たちが巣くう街になっていた。
その街の秩序は、意外なことに整然と守られていた。
理由は簡単だ。力で他者を抑え込もうとする者は、より大きな力によって押さえ込まれるからだ。
かくして、自らの力を持て余した住人たちは、街の外に広がる「危険」へと挑んでいくようになった。
東にあるのは蛮族やアンデッドが跋扈する危険極まりない“呪われし古戦場”。
北は“穢れ”を忌む人族の国家。
西は深い霧が正体を隠す魔法の森。
南は高き山脈“テラスティアの背骨”の一端。
イスタン河を下ればダノス湾へとつながり、さらにその先にはノスフェラトウの支配する島々がその脅威を覗かせている。
そんな一瞬即発の地域で、腕を試すのだ、冒険者!