つまり、君(たち)は騙されたのだ。
そのピエロを思わせるような真っ白い人物に。
確かに、その人物の言葉に嘘はなかった。
「ゴブリンからドラゴンまで存在する異世界への転生」、「転生特典として身体的能力値の優遇」、
極めつけに「代償こそ必要だが死を覆すチートな能力」を貰えるとなれば、
「ファンタジー世界で俺TUEEEEE!」と考えるのは無理なからぬことだろう。
しかし、喜び勇んで転生した先は、たしかにゴブリンやドラゴンらしきものも存在するが・・・
特典としてもらった能力値が幾ばくかのお金によるサイバー化によって軽く凌駕されてしまう。
元の世界からの派生であるためか、知識チートなど望むべくもない。
そんなサイバーパンクの世界だったのだ。
かろうじて使えそうな「代償こそ必要だが死を覆すチートな能力」を頼りに、この荒廃した異世界を生き抜くことができるか!?
メタルヘッド・エクストリーム 『D.T.A.』
……それは、異世界転生した者たちの物語
転生特典マニューバ
《ステータス》
種別:? 取得ポイント:-/-
タイミング:オートアクション 使用スキル:なし
ロール修正:なし 対象:自身
射程:なし 代償:なし
効果:対象者は自身のステータスを参照することができる。
キャラクターシートと同等の情報を得るため、SUVやマニューバについてのプレイヤー視点で情報を把握できる。
注釈:キャラクターがメタ発言ができるというだけの能力。
このマニューバは所持者が明かさない限り、第三者がその有無を知ることはできない。
《アイテムボックス》
種別:? 取得ポイント:-/-
タイミング:メジャーアクション 使用スキル:なし
ロール修正:なし 対象:自身
射程:なし 代償:なし
効果:対象者はENC[(WIL値)×ランク係数(Eランクが1としてランクが上がるたびに+1)]のアイテムボックスを持つ。
アイテムボックスに格納されたアイテムは時間経過せず、重量を感じることもないが、
出し入れにはメジャーアクションが必要となり、生体反応がある生物や自我のあるものは格納不可。
(一部のAI等判断が難しものはGMが判断する)
注釈:WIL値とハンターランク依存だが、STRが低いPCでもそこそこの荷物が運べる。もらった能力の中では使える部類だろう。
このマニューバは所持者が明かさない限り、第三者がその有無を知ることはできない。
例外的に、《アイテムボックス》への出し入れ場面を目撃された場合、《アイテムボックス》の所持者には特定される。
《セッションチャット》
種別:? 取得ポイント:-/-
タイミング:オートアクション 使用スキル:なし
ロール修正:なし 対象:本文
射程:場面 代償:なし
効果:対象者はカンパニーメンバー(セッション参加者)との間で、リアルタイムに意思疎通をすることができる。
注釈:電脳経由での通信と変わらないが、電波等による影響を受けない。
このマニューバは所持者が明かさない限り、第三者がその有無を知ることはできない。
《■首イヒイ■ノ口■■■’》(一部が文字化けしているが「代償こそ必要だが死を覆すチートな能力」能力らしい。通称は「死亡回避チート」とでも)
種別:? 取得ポイント:-/-
タイミング:オートアクション 使用スキル:自動成功
ロール修正:なし 対象:自身
射程:なし 代償:本文
効果:死亡を回避するマニューバ。
効果はパンドラの《ティール》に等しいが、対象は「笑う『ドウケシ』」を幻視する。
通常、任意で使用するが、対象が肉体的・精神的・電子的にKLを受けた場合は自動で効果を発揮する。
シナリオ終了時に取得する金銭が1/「2の(効果を発揮した回数)乗」になる。(1/2,1/4,1/8・・・)
この金額はインストラクター代金等の個人別収入(経験点の現金化は除く)を加算して取得金額が確定した後で決定するため、
他のPCの取得金額には影響を及ぼさない。
注釈:疑似《ティール》であるため、その瞬間に使用すればメカニックの損傷等も防ぐことができるが、
すでに受けている損傷を回復することはできないため、使用タイミングはよく考慮すること。
また、GMがシナリオの都合などで使用を強制することがあるが、その場合は代償を支払う必要はない。
都度GMが代償不要を説明する予定ではあるが、いい忘れているようなら容赦なくツッコミを入れて良い。
このマニューバは所持者が明かさない限り、第三者がその有無を知ることはできない。
特殊アイテム
アカデミア発行
受講チケット
種別:ユーティリティ タイミング:フレーバーアイテムのため特になし
MEM:1 価格:????
解説:ハンター・アカデミア内部で流通する受講チケット。
一般の受講チケットで、学生課窓口経由で希望の受講クラスのものを購入することができる。
基本的に早い者勝ちであるため、人気講師の受講チケットはあっという間に売り切れる。
ただし、学生課との直接取引以外での売買は不可。
金銭による取引が発覚した場合にはハンター・アカデミアからの除名もありえる。
アカデミア発行
レクチャーチケット:〈スキル名〉
種別:ユーティリティ タイミング:プレセッション/アフターセッション
MEM:1 価格:????
解説:ハンター・アカデミア内部で流通する受講チケットの一種。
キャニオンタウンを拠点にしているという電脳神「J」の協力のもとに作り上げた偽造不可能な電子データ。
一般の受講チケットと違い、高ランクハンターたちによる直接指導のもと、集中講義を受けることで上限はあるもののスキル上昇を保証されている。
発行時にスキル名と受講対象者のIDが登録されるため、アカデミアと対象者の間でしかデータのやり取りができない。
スキル値80未満のスキルに対して使用することにより、スキル値を+10することができる。
アカデミア発行
上級レクチャーチケット:〈スキル名〉
種別:ユーティリティ タイミング:プレセッション/アフターセッション
MEM:1 価格:????
解説:ハンター・アカデミア内部で流通する受講チケットの一種。
キャニオンタウンを拠点にしているという電脳神「J」の協力のもとに作り上げた偽造不可能な電子データ。
一般の受講チケットと違い、伝説級ランクのハンターたちによる直接指導のもと、集中講義を受けることで上限はあるもののスキル上昇を保証されている。
発行時にスキル名と受講対象者のIDが登録されるため、アカデミアと対象者の間でしかデータのやり取りができない。
スキル値100未満のスキルに対して使用することにより、スキル値を+10することができる。