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あけち流の、T&Tマスタリングについて

1 あけち [ 2007/04/13(Fri) 22:55 ]
この森のT&Tは、キャラクター登録制です。
登録したキャラクターを、いつでも好きなときに、セッションに使うことが出来ます。
キャンペーンという縛りはありません。
これは同時に、様々な方にGMをしてもらい、みんなで持ち回りで遊ぼうじゃないか、という意図を表しています。
そこで、浮上してきた問題。

「T&Tって、どうやってマスターするの?」

なるほど、いかにも、SNEのリプレイにしても尖がっているし、グローバルスタンダードと呼ばれるプレイスタイルは存在しません。
T&T第七版はまだ日本において若いゲームであり、指針となるものが見えてこないのです。

ですので、ここでは、わたくし、あけちがマスターを行う際に気をつけていることなどを記入します。
GMをしていただく際の、参考にしてもらえれば幸いです。


2 あけち [ 2007/04/13(Fri) 23:04 ]
1・「T&Tは、常に冒険点(経験点)をもらい続けるゲーム」

経験点は、ゲームを遊ぶ上での大きなモチベーションです。
自分のキャラクターが成長することが楽しくないプレイヤーはいませんし、どんどんと経験を積んで強くなるキャラクターを見ることは、GMとしても楽しいものです。

T&Tというゲームは、常に判定によって、PC(プレイヤーキャラクター)が経験値を獲得し続けるゲームです。
それは即座に冒険点という形で蓄積され、意図した能力値の成長の必要冒険点に達した瞬間、消費されます。
セッションを行いながら、キャラクターは成長していくわけです。
これはT&Tの大きな特徴であり、このゲームを遊ぶ上での大きなカタルシスであり、同時に、このゲームをGMする際の大きな障壁でもあります。

Q 一体、どのようなタイミングで判定をさせればいいのでしょう?

A いつでも、何か判定になりそうな状況が発生したならば、そこでSR(セービングロール)を行うべきです。
 ダイスを振ることは、ゲームの大きな楽しみです。たくさんダイスを振り、振ったダイスが冒険点になる。これはとても、カタルシスのある事です。ですから、GMは積極的に、プレイヤーにダイスを振らせるべきです。

Q どれくらいの頻度で振らせればいいの?

A 実時間にして、5分〜10分に一回くらいでSRが発生すると、中だるみが無いでしょう。
定期的にSRが発生するという緊張感は、プレイに程よい張りを与えます。理想的には、そのSRがユーモアに溢れ、ネタとしても楽しいものであればいいのですが、それは難しいでしょう。
まずは、必然性のあるSRをどんどんと、大きな暇を作らずに行わせていくといいでしょう。

3 あけち [ 2007/04/13(Fri) 23:10 ]
2・「楽しいプレイのご褒美として、冒険点をあげよう」

 GMは、プレイヤーが何か楽しいことを言っていないか、目を光らせるべきです。これは、負担でもなんでもなく、そうしたほうがこちらも楽しく、そういったプレイヤーの発言や行動を拾って膨らませてあげることで、シナリオが思いも寄らぬ方向へ転がりだすことがあるためです。
 そういった、状況を動かした楽しい発言をしたプレイヤーには、冒険点をご褒美としてあげてもよいと思います。具体的には、15点〜30点くらいの冒険点がいいでしょう。一人だけに冒険点が集中するのが嫌ならば、全員に10点程度の冒険点をあげましょう。
 これは、戦闘や探索における、GMの思いもよらないようなアイデアによって状況が変化した場合にも通用します。
 こうしたご褒美をあげることで、PCがセッションに臨む積極性は増し、よりセッションは楽しくなります。積極的に動いて、アイディアを出せば、もしかすると冒険点がもらえるかもしれないのです。楽しいことではありませんか!

4 あけち [ 2007/10/01(Mon) 20:40 ]
3・「状況の打破に、SRを活用しよう」

 このはずくの森で行われているT&Tセッションは、時間が短いこともあり、あまり多くのイベントを詰め込むわけには行かない状態です。
 これは、私からの提案なのですが、PCたちが考え込み始めたとき、SRを用いてアイディアを与えても良いのではないかと思います。例えば、考えに考えてアイディアが出るなら、知性度。運良くアイディアの元が転がり込むなら幸運度。人に頼るなら魅力度、といったように。
 PL自身の考えも大事ですが、場が停滞してしまえば、テンポの無い勿体無い時間も生まれてしまいます。
 ポンポンと話を進めていくには、ともかくSRというのも良いのではないでしょうか。

5 あけち [ 2007/10/01(Mon) 20:43 ]
4・「SRさせるタイミング」

 これは、ついこの間のセッションで起きたことですが、SRを行うタイミングの指示があいまいだったために、PLとGM間でごたごたがありました。
 PLとしてはSRを行うタイミングを逃したくないというのがあるでしょうし、GMとしては、SRそれぞれを行ってもらいたいタイミングがあるでしょう。
 SRを行うタイミングについて、提案があります。
 「GMが、SRレベルを明言し、『振ってください』と言った場合のみ、そのSRは有効になる」
 というものです。
 これ以外の状況で行われたSRは、目標値がどうあれ、そして結果がどれほど致命的であっても、得られる冒険点は0レベルSRと等しいものとしたいと思っています。


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