・現在の�Vプレックス
街の第二層『メトロプレックス』および第三層『ダーク・プレックス』は現在、凶暴なモンスターやミュータントを率いる謎の組織『魔王軍』に占拠され、探索が極めて困難な状況となっている。
更にそこから上層の市街地へ時折這い出てくる怪物たちにより市民への被害も増え続けている。
そこでこの都市を治める“大公”は市内外を問わず実力者を招致してのダーク・プレックスのダンジョン探索を大体的に奨励し、ハンターアカデミアもこれに協力する事となった。

・ダーク・プレックス探索隊、通称『冒険者』
上記の事情により�Vプレックスではダンジョン探索を行う者たちを支援する互助組織『冒険者組合』が設立された。
簡単な試験を通過すれば市内限定で武器や装備の携帯や必要物資の優先購入、市内での身分を保障された『冒険者』として認められる。
冒険者にはその功績に応じてハンター同様にランク制があり、ランクＣ以上となれば護衛や用心棒等の仕事先に困らず、ランクＢ以上となれば市民から尊敬の目を向けられる。
なお、ハンターは組合にハンター証を提示する事でユニオン、ヴェーダを問わず同ランクの冒険者として登録される。
冒険者はランクに応じた色の名前入りドッグタグを与えられ、Ｅ：鉄、Ｄ：青銅、Ｃ：銀、Ｂ金、Ａ：ミスリル、ＡＡ：オリハルコン級と呼ばれる。

・ダンジョン
ダンジョン内は狭く入り組んだ地形が多く、探索チームは生身もしくはＣＳ等で固めるのが一般的となっている。
以前大型メカニックが出入り出来た広い通路は全て『霧』の発生で通行不能となり、小道や迂回路を進む必要がある為である。
内部には魔王軍が仕掛けた罠や魔法としか思えない謎の怪奇現象、内部への侵入を拒む『霧』などモンスター以外にも探索を困難にする要素は多い。
また、人類に敵対するだけでなく中立または友好的なミュータントも内部には生息し、独自の文化圏を築いているという噂も……

・装備の支援
上記の困難な探索をサポートするため、アカデミアでは各企業が開発中のオートプロテクター用追加装備や屋内戦向けのＣＳ用パーツなどを実戦テストも兼て参加者へ貸与している。



・�Vプレックスダンジョン探索レギュレーション

サイズ制限：メカ、フルボーグ問わずサイズ２以下のみ参加可能。

飛行制限：サイズ１以上は飛行不能。ＣＳは飛行および高機動ブースター、ホバーザックの使用不可能。飛行ドローンやそれを用いたマニューバは問題なく使用可能。

大型武器への制限：ＥＮＣ２０以上の武器による命中判定はＳＲ１／２を受ける。更にＥＮＣ３０以上の武器を所持していると命中判定および機動回避に常にＳＲ１／２を受ける（命中判定は合計ＳＲ１／４となる）

射程制限：迷宮内は入り組んでいるため、５１ｍ以上の射程を持つ射撃武器でも最大射程は５０ｍとなる。

暗所：迷宮内は明かりが無いため、暗視装置やＩＲビジョンがないＰＣは多くの判定にＳＲ１／２を受ける。

戦闘における『身を隠す』行動
　サイズ０のキャラクターはセットアップに宣言する事で周囲の障害物の影に隠れる事が出来る。
　ＲＥＦが半減し、そのラウンド中は移動と種別：異のマニューバを除く射撃攻撃を行えなくなる代わりに、射撃攻撃に対しては全身の物理・貫通・熱・光属性の装甲値が＋１５０または[〈隠密〉スキル値＋１００]のどちらか大きい方される。
　ただし、この装甲値は特殊武器（盾）と重複せず、クリティカルおよび《狙撃》による攻撃には無効化される。


その他、与えられる支援（カンパニーアイテム扱い）

　ＵＳＡ北米運送（種別：一般　維持費：本文）
　　効果：�Vプレックスに住み着き冒険者相手に商売を始めたうさぎの一団。大八車やリヤカーを引いてちょこちょこ後を着いてくる。いちおう大公には許可を貰った模様。
　　　　　ダンジョン内で入手したドロップをＥＮＣに関わらず預かってくれます。生鮮品や危険物も安心！
　　　　　また、ＥＮＣ×１００＄を支払う事でＰＣ達の武器や装備を預かってくれます。予備の武器を持って行きたいが身軽に戦いたいなどの際にご活用ください。