【設定】
体育会系、イマドキの元気モノ系女子高校生。
有名な剣道道場の跡継ぎ娘で、日夜修練に励みながらもそれなりに青春を謳歌している。
防具をつけ、竹刀を持つと一転して凛々しい女戦士になるが、普段は天然風味の女の子。
明るく少々そそっかしい。
桂香院家は女系家族。「元女優」の母と「美人姉妹」と巷では広く有名な三人の姉を持つ。
世間ではこっそりと「みそっかすの四女」と呼ばれているが、不細工というわけではない。
薔薇の咲き誇る庭園にひまわりが一本紛れ込んだといった風情である。
桂香院家の女性には独特の家訓があり、美貌や才能を含む自分の能力を最大限に生かして
「良人」つまりは「選んだ相手」の立身出世や成功を支援することを美徳としている。
ぶっちゃけ「内助の功」ではなく「外女の功」?
お茶お華美容にダンスといろいろ試したものの、自分の特性はどうやら武道だった。
格闘、なぎなた、弓道と試してどうやら剣道がしっくりくるようである。
本人はいたってのびのびとマイペースに育っており、世間の風は気にはしていない。
それより目の前にある青春と定期試験とインターハイのほうが大切だ。
それに、姉たちのように男性にモテモテチヤホヤされたいわけでもない。
心密かにたった一人のカレシができればいいなと思っている、けなげな乙女である。
面倒見がよくさっぱりした性格なので友達は多い。
だが、男友達の場合「つきあいやすい」というところから発展したことがないのが悩みのタネ。
乙女心をくすぐるスイーツや可愛いモノは大好き。
「学校の授業が体育と家庭科だけなら最高!」と言ってはばからないだけあって意外と家庭的でもある。
部屋の中は意外と甘い雰囲気で、お気に入りの小物やぬいぐるみで溢れている。
占いも好きで、毎朝テレビ番組の「今日の星占い」を見てから登校するのが週間。
はたして「運命の出会い」はいつのことやら。
マグ=メルの一件で、藍子とともに妖精王の子孫であると判明した。
まあそれでも、環は環である。
【コモモとコアオ】
環のプライベートルームに鎮座するペアのぬいぐるみ。
頭を大きくデフォルメされた、体長30センチのクマのキャラクター。
小さい頃から大切にしてきたが、突然命を吹き込まれ、冒険のナビゲーターとなる。
普段は環の腕や肩にひっついているが、ポケットサイズに小さくもなれるらしい。
妖精らしく陽気で朗らかな性格で、歌や踊りが大好き。時々緊迫感をぶち壊してくれる。
ベビーピンク色が女の子の「コモモ」。
気が強く、おしゃれでおませでおきゃんな性格。おねえさんぶった言い方をする。
おしゃべり好きなナビゲーター役。ルーンメタルに変身する。
マグ=メルの一件で、中身の正体が妖精女王ティタニアの分身であることがわかった。
しかし、片割れのコヤミとフュージョンするのを嫌って元に戻ることもなく環についてきている。
パステルブルー色が男の子の「コアオ」。
おとなしく内気な性格で口数も少なく引っ込み思案。しかし、案外しっかりものでもある。
正体と言うか「中身」は環の祖父でもある妖精王の分身。ルーンアームに変身する。
嵐の後に、木の枝にひっかかっていた黄色のクマぐるみ「コユズ」の正体はまだ不明である。
『コモモとコアオ』http://leetrpg.blog52.fc2.com/blog-entry-6.html
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