キャラシート:http://leetrpg.web.fc2.com/se1.pdf
設定:強ING 帰国子女。元気で明るく成績優秀(体育除く)な女子中学生。
正義感は強いが、生粋にお嬢様育ちのため超ワガママなお姫様体質。
お嬢様学校として有名な名門私立女子中学に「制服が可愛い」という理由で通っている。
備考:十四年前の某月某日、霧の都ロンドン。
日系の旅行会社の支店に勤務していた日本人男性が、現地の女性と出会い、恋に落ちた。
どちらかというと地味目な二人は、ごく普通に平凡なデートを重ね、ごく普通に結婚した。
友人たちに祝福されながら、ささやかな挙式を挙げ、小さなアパートを借り、つつましい新婚生活を始めた。
一年後には待望の子宝にも恵まれた。
すくすくと健康的に成長する愛娘を中心に、一家は、幸せいっぱいの暮らしをしている。
ただ。
そんな両親の「実家」は、タダモノではなかった。
パパの実家は、平安時代から続く最古の退魔士一族としてその業界で超有名な『桜塚家』の分家「桜崎家」。
両家は、現在も健全な取引姿勢や洗練・特化された独自の戦闘技術を誇り、どこの退魔士協会にも属さず、
退魔士の模範として信頼を集め、立派に(?)退魔業を営んでいる。現在の当主はせいらの祖父。
苗字の「桜咲樹」は当て字で、関係者に関わりを悟らせないための通名。
ママの実家は、国籍やジャンルを問わず魔術師達により作られた自衛・管理団体『英国光の使徒魔術師協会』
の創設者を先祖に持つ名門『ブライトン家』。現在の理事長はママの父なので、やはりせいらには祖父。
『英国光の使徒魔術師協会』とは名目上ではあるが、魔術を管理、隠匿し、その発展を使命とする。
(名目というのは、魔術師は己の研究を公表することはなく、研究の交流などというものはないから)
どちらも歴史の重みをひしひしと感じさせられる超豪邸にすむ、非凡なかたがたでである。
そんな名門に生まれながらも、生まれつき「ひとっかけらも魔術的な資質も才能もなかった」両親は、早くに
一門の跡継ぎ候補から脱落し、むしろ一族からは疎遠にされ、そういった業界内のゴタゴタとは無縁に平凡な
人生を歩んでいる。そのため、二人の結婚にも縁戚からの関心は薄く、特に問題はなかったらしい。
さて。
セイラ桜咲樹ブライトンは、そんなごく一般的な会社員のパパと専業主婦のママに愛されて育った箱入り娘。
パパの転勤で今年はじめごろ帰国した。元気で気が強く、見た目が派手にかわいいハーフな帰国子女である。
可愛らしい外見とは裏腹に気位とプライドは非常に高く短気で気難しく癇癪持ち。
しかし本当は年齢相応に甘えん坊で泣き虫。子供っぽい一面もしっかりある。
「両親」が、親戚からは「全く期待されていなかった」と聞いたおり、そのことで強いコンプレックスを抱いている。
そのため「あたしがやらなくちゃ!」と思うあまりに、けっこうな無茶をする。
おまじないが大好きで、不思議とよくあたるのをずっと不思議に思っていた。
答えはすぐわかった。シャードは、応えてくれたから。
どうやら自分には魔法使いの才能があるらしい。そして最近は退魔士の才能も開花した。
神の起こした奇跡か偶然とおおはしゃぎする日英ダブルじいちゃんズが甘やかす影響で、おしゃまな生意気お嬢様に成長。
現在、「将来立派な魔法使いになる?」ため、修行に励んでいる(つもり)らしい。
「悪?の奈落と戦う」為に、マイペースお嬢様は今日もいく。